コンセプト 「家修繕のすすめ」

家も長く住んでいれば汚れたり、故障したり、使いにくくなってきたりします。物が劣化するのは自然現象であり、化学現象であり、人間の力で完全に止めることはできません。科学の進歩により耐久性の高い素材や製法が生み出されていますが、それでも年月の流れにはかないません。また、現在の身の回りの製品は複雑でもあり、ひとつの製品に実に多くの部品や材料が使用されています。それゆえに、これら全てのパーツの耐久性を完全にするよりも、むしろ一定のライフサイクルを想定して頻繁に取り替えるほうが合理的であるという考えのほうが現在では優勢となっているようです。
電気製品であれば10年、自動車であれば10万キロあたりで多くの部品の寿命が到来し、その製品そのものの寿命を決定づけています。多くはゴム系のパーツです。ゴムは部品と部品の間のクッションのような役割で多く使用されますが、すり減ったり、硬化して割れてきたります。自分の履いている靴を想像すれば分かります。永遠に履き続けられる靴なんてないですよね。底が減ってくるのは当たり前で、それで、靴底を張り替えたりして長く使うこともあるでしょう。電気製品の内部でも同じことが起こっています。しかしたいていは、部品を取り替えるよりも、製品ごと買い替えるほうが面倒でなく、当たり前にそうしているかと思います。
家は、そういった製品の集合体です。個々の部品の劣化が日々進行することからは逃れられません。しかし幸いなことに、それらは時間をかけてゆっくり進んでいくものだし、ひとつの部品が不具合を起こしたくらいで家そのものが使い物にならなくなるということも極めてまれで、そのような融通性が家にはあります。自動車の場合ではこのように行きませんよね。危なくってそんな車には乗れません。また、家の場合、何かが壊れたにしても、機器を取り替えるなどすればほとんど元の機能を取り戻すことが可能です。私の経験からしても、本当に何とかなるものです。だから、驚かず慌てず、さらりと対処したいものです。
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