体験談&実例集 『プロジェクトに学ぶ』
ちょっとデザイン

ずっと暮らしてきた賃貸マンションから歩いて行けるところの中古マンションを購入された家オーナーさん。なんと築4年でほとんど新築。しかも、わけがあって前のオーナーは実際には2年くらいしか住んでいなかったそうで、ほとんどリフォームもいらない感じでした。
全体はハウスクリーニングをかければOK。けど、せっかくだからとリビングの壁紙だけ貼り替えて、好きなデザインにしちゃおうと。

リビングに飛び出したキッチンスペースの壁まわりを少し渋みと織物感のある緑色にしてみた。ほかはリーフ(植物)柄という、普通では思いつかない組み合わせに挑戦。(奥の壁がリーフ柄です)だから、リビングの入口ドアをはさんで両側の壁紙が別々なんです。

緑の壁は、このまま真っ直ぐ廊下から玄関まで続いています。こうすると、あたかも家の中に大きな「緑のかたまり」が存在するかのような錯覚におちいります。これが記憶に残るデザインの手法ですね。建築家などがよく使うやり方です。どうぞご参考に。

一 方、リーフ柄は廊下まで続かず、廊下の片面は幾何学的な模様に変身。丸が連続したような模様で、クロス(十字架)モチーフのパターンも使われていて、近くから見るのと遠くからとで印象が異なる不思議な柄。全体的にはモダンなイメージかな。この柄はけっこう使えると思います。

↑リフォーム前はこんな感じ。普通に白い壁。木目と扉やドア枠の色などがきちんと統一されていて、これはこれでいいんです。けど、リフォーム後と比べると、このフツーのデザインがなんとも味気ないことに気付かされます。白い壁紙と柄ものとでは、材料の値段がちょっと高いくらいでこの違い。たぶん、これが服やバックとかだったら、売ってる値段がひとケタくらい違うと思います。 要は、安い費用で大きな値打ちを得られるということですよ。

それに、壁紙を選んでいる家族の風景は、なんとも楽しそう。一番手前の方が、今回ご担当のデザイナーです。ベテランが次々と鮮やかに提案するものだから、なんだか安心。
よくありがちなのは、家をご自分で建てたりした人なら身に染みて分かると思うけど、工務店から「どの色にしますか?」と一方的に聞かれることの連続で、これは慣れていない人には結構プレッシャーなんですよね。だって、どれがいいか分からないんだから。
今回選んだ柄をカタログで見るとこんな感じ。こんなちっちゃいサンプルで選んでたら、実際に貼ってみたイメージとのギャップに驚くと思います。柄だけでなく色合いも、小さいサンプルと実際に貼ってみたのとでは全然違って見えます。

こ れを「面積効果」といって、色選びでもっとも気をつけなければならない点です。これが建築デザインとほかのデザインとの一番の違いと言っていいでしょう。 だから、自分は美的センスに自信があるという人も、服を選ぶような感覚でやっていると失敗するかもです。プロはそこをよく分かっているので、そんな人の力を借りるといいと思います。
なお、以上の壁紙張替は14万円(出張デザインコーディネイト込み)でした。
壁・ドアの⽳、フローリング・サッシのキズ、家具の補修、修繕、⾬漏り
鍵・照明・スイッチ・コンセント・換気扇・エアコン・インターホン・アンテナ・ドア・鍵・棚・蛇⼝・蛍光灯等の取付け、取替え、取り外し
壁紙・クロス・フローリング・襖・畳・網⼾・障⼦の張替え、椅⼦・ソファー・家具、外壁塗装、屋根防⽔、タイル・レンガ貼り、カーペット敷き
換気扇・エアコン・レンジフードの洗浄、窓・風呂・タイル、ごみ・不⽤品回収、⽚付け、お掃除、キッチン・浴室・カビクリーニング
庭⽊・植⽊剪定、伐採、雑草取り、芝⽣・⾼⽊・低⽊⼿⼊れ、造園、ガーデニング、花壇、フェンス、照明、レンガ・敷⽯、池、坪庭
どこから手をつければいいのか分からない家の修理 ・・・「どこに頼むか?」
最近、中古のマンションや戸建てを買うという人も増えてきていますが、それでも住宅購入者の8割は新築を選んでいます。そして10年くらい経てば、かつてのピカピカの新築もさすがに古くなってあちこち傷みが目立ち始めます。壁の汚れ、床の傷、ひび割れ、水漏れ、ドアのがたつき、設備の故障、などです。汚れ程度なら、放っておいても特段困ることもないでしょうが、機能的なものの不具合はストレスも溜まります。「これは直せるのか?」と考えはじめることでしょう…
>> 続きを読む
>> ほかの体験談を見る
>> 家修繕ドットコムとは?
>> 見積りを調べる
家のちょっとした修繕など、本当の金額を調べてみたい場合は、こちら