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コンセプト 「家修繕のすすめ」

どこから手をつければいいのか分からない家の修理 ・・・「どこに頼むか?」

最近、中古のマンションや戸建てを買うという人も増えてきていますが、それでも住宅購入者の8割は新築を選んでいます。そして10年くらい経てば、かつてのピカピカの新築もさすがに古くなってあちこち傷みが目立ち始めます。壁の汚れ床の傷ひび割れ水漏れドアのがたつき設備の故障、などです。汚れ程度なら、放っておいても特段困ることもないでしょうが、機能的なものの不具合はストレスも溜まります。「これは直せるのか?」と考えはじめることでしょう。

<修理の依頼先の例>

  • 近所の工務店

  • 水道修理屋

  • チラシのリフォーム業者

  • インターネットで調べたところ

  • 家を買った時の不動産会社

  • 家を建てた時の工事会社

  • 知り合いの工事会社 など

実は、家の修理を考えたときに、どこに頼めばいいのかなかなかピンとくるところがないのです。新築で買った人なら、家を買った時の売主の不動産業者か、あるいは注文住宅なら工事業者に連絡することを思いつくでしょう。平成12年以降に建てられた場合は、10年保証(※住宅品質確保促進法によるもの)がついています。しかし、この10年保証は何にでも対応しているわけではなく、構造や防水の重大な欠陥に対してのみとなっています。これよりも軽微な不具合なら、売主の「アフターサービス基準」が適用されるかもしれません。ただし、これは保証期間が大抵1~2年くらいと短いものです。

ちょっと昔なら、何かあったら、家を建てた時の大工さんが飛んできて、タダで直してくれたそういう時代もありましたが、今はそこのところはドライになっていて、見てはくれても修理の見積書が出てきます。そしてその金額を見ても、それが高いのか安いのかよく分かりません。有償ならば、別に売主業者に頼む必要もなく、普段、電器製品を買ったりするときでも、ネットで調べて安いところで買うので、できればそういう風にしたいところです。

時間と手間はややかかってしまいますが、複数社で見積りをとることは、安く済ませる最大のコツです。複数見積りをとると、まず驚くのが、業者によって金額に結構差が出ることです。最低価格と最高価格で1.5倍くらい違うのはよくあることで、場合によっては2倍くらい開きが出ることもあります。ただし、比較見積をするには、ただやみくもに何社にも見積りを頼めばいいというわけではなく、同条件に揃えて依頼する必要があります。条件というのは、工事の範囲や数量、仕様、工法といったことです。実は工事のやり方はいろいろあって、使う材料も多種多様に存在します。材料にも安価なものから高価なものまであり、必要な機能やデザイン、値段などとのバランスを見ながらひとつひとつ決めていく必要があります。

 修理/補修 

壁・ドアの⽳、フローリング・サッシのキズ、家具の補修、修繕、⾬漏り

 

 設置/交換 

鍵・照明・スイッチ・コンセント・換気扇・エアコン・インターホン・アンテナ・ドア・鍵・棚・蛇⼝・蛍光灯等の取付け、取替え、取り外し

 

 張替え/塗装 

壁紙・クロス・フローリング・襖・畳・網⼾・障⼦の張替え、椅⼦・ソファー・家具、外壁塗装、屋根防⽔、タイル・レンガ貼り、カーペット敷き

 

 掃除/洗浄 

換気扇・エアコン・レンジフードの洗浄、窓・風呂・タイル、ごみ・不⽤品回収、⽚付け、お掃除、キッチン・浴室・カビクリーニング

 

 造園/庭作り 

庭⽊・植⽊剪定、伐採、雑草取り、芝⽣・⾼⽊・低⽊⼿⼊れ、造園、ガーデニング、花壇、フェンス、照明、レンガ・敷⽯、池、坪庭

<比較見積に必要な与条件>

  • 工事の範囲(面積、箇所数)

  • 工事の工法

  • 使用材料、仕様、メーカー名

  • 色・型番の指定

  • 残材処分の範囲

  • 工期

  • 仮設条件(工事用の仮設トイレの有無など)

  • 管理条件(工事用の駐車場の有無など)

  • 電気、水道等の使用許可

  • 支払条件(分割払いなど)

特に修繕系の見積りの比較は難しくなります。何か機械を取り替えるというような、例えば「給湯器の交換」などならば、比較的金額が決まりやすいですが、ヒビ直しや水漏れ修理のようなケースでは、その程度や状況によって金額が大きく変わってしまいます。そもそも不具合の原因がすぐに分からないようなこともあります。原因が分からなければ手の施しようがなく、あるいは原因に手をつけず表面的に修理をしてもまた不具合が再発してしまうことも考えられます。工事内容を決めなければ工事費用は正確には出てきません。どういう工事内容が妥当かは、専門家でも判断が難しいことがあります。その見積りを比較しようとするのだから、難易度は高くなってしまいます。

さらには、劣化による不具合が起きている場合には、また別の不具合が別の場所で起こっていることも多く見受けられます。各所の劣化が時間とともに進んでいくので、ある年数を経過した建物で特にこれまで修理などのメンテナンスをしていなければ、同時多発的にあちこちで修繕が必要になっているということは珍しくありません。これらをいっぺんに直そうとすると費用がかかってしまうので、予算が限られている場合には、これらの中から優先順位を決めてやっていくしかありません。優先順位の決め方としては、その危険度、生活への影響、放っておくことでさらに費用がかかってしまうケース、などを勘案して判断していきます。


すなわち、誰もがこんな状況にあると言えるのではないしょうか。

どこに頼んだらいいかわからない。
いくらかかるか分からない。
どのように頼んだらいいか分からない。

そして、このようになると、修繕することが面倒になってきて、たいてい「ほったらかし」になってしまうのです・・・

それでいいのでしょうか?

ちょっとした修繕が、このような結果をもたらすこともあります。

勝手口のドアの建付けが悪かった。開けるのにちょっとコツがいった。普通に扉を押しても開かない。ドアノブをちょっと持ち上げるように力を加えながら体重をかけて押してやるとガタっと開く。閉めるときは勢いよくバンと閉める。慣れればなんということもない。夜遅くに出入りする時は、閉める時の音でご近所にちょっと気を使うくらいだった。そうやって10年近く過ごしてきた。しかし、そのうち一度の力任せでは開かなくなってきてしまい、何度か勢いをつけて押し開けなければならなくなった。だんだんうっとうしくなり、外に出入りすることすら面倒になってきた。

 

さすがに我慢の限界と思い、家修繕ドットコムに修理の依頼をした。簡単には直らないと思い込んでいたのが、実際に問題の扉を見てもらうと、すぐに原因が分かり、今では何事もなかったように扉がスムーズに片手で簡単に開け閉めできるようになった。バタンという音もしなくなって、とても静かで快適で、今までが一体何だったのか?とさえ思えた。家全体のグレードが上がったような不思議な気分だ。外への出入りが楽になったので、勝手口を出たところの庭に野菜でも植えてみようかと考えるようになった。あるいは物置でもおけば、その分家の中がもっと片付くかもしれない。そうやっていろいろ考えるだけでわくわくするし、たったドアひとつのことでこんなにも気分が変わるとは思ってもみなかった下手に我慢をしてしまうと、一度きりの人生で後悔をすることになるとしみじみ思った。

そのほかの事例(体験談)は、こちらで見ることができます。


家修繕ドットコムが提唱する考え方は・・・

 

家の資産価値を守りながら、今も楽しむ賢い生き方


です。

このことは、自宅に限らず、投資用も含めた不動産全般でも通じる共通のコンセプトです。

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